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  • 1回法と2回法
    2008.05.28 (水)

インプラントには「1回法」と「2回法」があります。
どちらが優れているというわけではなく、どちらの方法を採るのかは患者様のお口の状態や、インプラント(人工歯根)の種類によっても異なります。

まずは、1回法と2回法それぞれの治療過程をご説明します。


【1回法】
1回目の手術で、インプラントを歯肉の中に埋入する際、仮歯を取り付け、インプラントの一部を歯肉から露出させておきます。この状態でインプラントが歯槽骨(しそうこつ)に生着するまで数ヶ月待ちます。
骨との結合が確認できたら仮歯を外し、人工歯冠の土台となるアパットメントを装着します。この2回目の処置では、外科手術は行いません。


【2回法】
1回目の手術で、インプラントを完全に歯肉の中に埋め込みます。インプラントが歯槽骨(しそうこつ)に生着するまで数ヶ月待ちます。
骨との結合が確認できたら歯茎を切開し、人工歯冠の土台となるアパットメントを装着して終了。合計2回の外科手術が必要になります。


1回法と2回法の違いは、おわかりいただけたでしょうか?

もともとインプラントは、1950年にスウェーデンの化学者によって発見されたもので、当初は2回法でした。「ブロネマルクインプラント」という最も歴史のあるインプラントであり、研究や臨床報告も多数ある、現在でも最も信頼性の高いインプラントの1つです。
そして、このインプラントをより良いものにするために開発されたのが1回法ですが、以前は2回法の方が感染が少なく成功率の高いインプラントとされ、2回法が主流となっていました。
ですが、近年ではインプラントの安全性に関する研究も飛躍的に進み、適切な処置を行えば1回法でも感染のリスクは2回法と同等だということが明らかになってきたのです。

ですから、どちらが優れている、ということではなく、どのインプラント(人工歯根)を使用するのか? お口の状態はどうか? ということを考慮して治療方法を決めることが大事だと言えます。例えば、歯を抜いて直ぐにインプラントを行う場合や、顎の骨が弱い場合は2回法の方を選ぶ、といったことです。

また現在では、一定の条件を満たしていれば、抜歯してそのまますぐにインプラントの埋入が可能な「抜歯即時インプラント」という選択肢もあり、ホワイト歯科グループでは、現在行っているインプラント手術の半数以上はこの方法を採用しています。

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